こんにちわ。
自己破産経験者の”めだかきのこ”です。
「離婚と言えば慰謝料」
とっさにこの言葉が頭に浮かんだ方は察しが良いですね!
アレコレ理由をつけて離婚したことにすれば、
そこで相手から慰謝料を請求してもらえば、
破産しても実際のお金は手元に残るんじゃね?
実は私もその手を考えてみたことがありますww
しかし結果的から言うと、
この方法はかなりハードルが高いですね。
離婚をしたからと言って、
財産の半分を予め結婚相手に分割しておくということはかなり難しいです。
体操で例えればH難度の技以上の難しさだと思った方が良いでしょうね。
よほど上手にやらないと、
離婚だけはしたけど資産保全には全く役に立たなかったという事にもなりかねません。
まぁ、そもそも最初から離婚を望んでいた人であれば話は別ですが...
しかも相当上手くやらないと、
裁判官も馬鹿ではありませんので、
当然”偽装離婚”の可能性を疑いますし調べます。
仮に”偽装離婚”だと疑われると、
そもそも自己破産の免責が受けられない可能性はもとより、
刑事罰などの恐れもあります。
ですので相当に慎重な手順を踏まない限り止めた方が良いです。
例えば自己破産手続きを開始する1年以上も前から、
離婚の協議がスタートしているとかいう事実を証明できるようにしておくとか、
周到な準備があればできるかもしれません。
いずれにしても自己破産をするタイミングで離婚をするという事については、
相当な慎重さが求められることだけは覚えておいた方が良いと思いますよ。
逆に配偶者がいる場合の破産手続きについては、
色々と有利に働くことも多いですよ。
例えば私の場合もそうでしたが、
破産することによって自分名義ではできなくなったことも、
結婚相手の名義であればフツーにできたりします。
これ意外と知らない方がいますが、
法的に自己破産するのは”あなた個人”であって、
配偶者の方は法的に破産しません。
しかも私の場合は”ある手”を使って、
財産を多少なりとも破産前に配偶者に移すことができました。
(無論合法的手段です)
ですので少なくとも私の場合は、
”偽装離婚”せずに夫婦でいた方が、
すくなくとも金銭的メリットは大きかったですよ。
自己破産という事件は、
やはり一人で抱え込むにはあまりにも重たい作業であり、
そして精神的負担も大きのは間違いありません。
ご家族がいるのであればそれは、
やはり大きな精神的な支えにもなるかと思います。
私も家族に相当支えてらもえたと思っています。
もしもあなたがお独り身であったとしたら、
誰か全てを話せる人を一人でいいから見つけて下さい。
もしも周囲に居ないという事であれば、
是非私にコンタクトしてみて下さいね。
今日もお読みいただいていありがとうございました。