こんにちわ。
自己破産経験者の”めだかきのこ”です。
「自己破産ではあまりに失うものが多すぎるので、個人再生で何とかならないのか?」
そういうご相談は多くあります。
個人再生という制度を簡単に説明すると、
【個人が自己破産に至る前に、裁判所の監督下で債務整理を行い、債務を減免して再スタートを切る制度】
ということになります。
つまり自己破産と違って返済は継続するという事ですので、
返済が可能なだけの収入の見込みがキチンとない人には裁可されない可能性があります。
その反面、不動産・現金・財産権・自動車などの個人資産を手放さなくとも良いので、
例えば住居を絶対に手放したくない方にとっては都合の良い手段になります。
勘違いされる方が多いのですが、
個人再生で守れる資産は不動産だけだと思っている方は多いですよね。
それは恐らく個人再生をされる方の多くの場合は、
住居を守りたいケースが多いからだと思います。
しかし実際には多種多様な資産を守ることが可能です。
例えば私が相談を受けてきた方の中には、
積立式の生命保険を守った方がいます。
愛車を手放さずに済んだ方もいます。
なので結構意外と守れる範囲は広いんです。
ただしこれは勘違いしてほしくないのですが、
あくまで裁判所が(適正な理由がある)と判断することが前提条件となります。
仮にアナタの愛車がフェラーリだったとして、
本来であればそのフェラーリを売却すれば債権者への返済に充当ができるはずです。
しかしアナタがどうしてもそのフェラーリを手放したくないというのであれば、
少なくともそのフェラーリの売却額に相当する額を債権者に分割で返済することが個人再生を認めてもらえる為の最低条件になります。
これだけはどうしても手放したくない!
そういうものが有る方にとっては、
個人再生というのも検討するべき選択肢だと思いますよ!
今回も最後までお読み頂きありがとうございます!
借金の返済が滞ってしまった場合、
追いつめられる前に情報武装することは何よりも大切です。
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